パソコンのメンテナンス

I/O写真

 パソコンにも日頃から注意すべきポイントやメンテナンスを行った方がいい項目があります。これらをコンスタントに行うことで故障や不具合のリスクを減らすことができます。

 内部まで分解する必要もなく、専門的な知識が不要な、比較的簡単にできるメンテナンスをいくつかご紹介したいと思います。

システムのメンテナンス

ハードウェアのメンテナンス

システムのメンテナンス

 パソコンのソフトウェア面、OSのシステム的なメンテナンス項目です。



デスクトップ画面の整理

 デスクトップ画面の整理整頓は、パソコンの起動や安定性にも関わる最も基本且つ簡単なメンテナンスです。それだけにおざなりにされがちですが、「不要なアイコンを消す」、「使わないショートカットを消す」、「不要であればサイドバーやガジェットを無効にし表示させない」という単純なことに注意するだけで、動作が重い(古い)パソコンには大きな効果があります

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ゴミ箱を空にする

 意外と忘れられがちなのが「ゴミ箱のメンテナンス」です。何かを消去したい場合はゴミ箱に入れると思います。が、入れっぱなしではいけません
 「ゴミ箱自体を空にする」という作業をしなければ、消したいファイル類はまだパソコン内部に残っている(逆に言えばゴミ箱を空にしない限りはいつでも復元できる)のです。ゴミ箱自体の大きさは、環境によってまちまちですが、特にノートパソコンなどではHDDを圧迫してしまっていることもあります。この作業は「ゴミ箱を右クリックし、空にするという項目を選択」するだけで可能です。

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ディスククリーンアップ

 パソコンを使っていると、知らず知らずのうちに不要なファイルがたまっていきます。それらを掃除するのがディスククリーンアップです。
 「目安としては数ヶ月に一度行うべき」とよく言われますので、全くやったことがないという方は、一度やってみることをオススメします。
 特にドライブの容量ギリギリまで使用している場合などは、システムの動作の安定化・高速化にも効果的です。
 手順は、コンピュータ(XPの場合はマイコンピュータ)を開き、クリーニングしたいドライブを右クリックしプロパティを開きます。プロパティ画面のディスククリーンアップをクリックし、開始します。ディスククリーンアップの項目をチェックし選択する画面が出ると思いますが、全項目にチェックを入れて問題はありません。

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チェックディスク/スキャンディスク

 物理ディスク内の構造をチェックし、状況によって修復を行うのがチェックディスク/スキャンディスクです。
 問題の早期発見やそれに伴うエラーの予防、ディスクの寿命維持が期待できます。
 手順は、コンピュータ(XPの場合はマイコンピュータ)を開き、ディスクチェックしたいドライブを右クリックしプロパティを開きます。プロパティ画面のダブでツールを選択し、エラーチェックのチェックするをクリックします。その後開くウインドウで「ファイルシステムエラーを自動的に修復する」と「不良セクタをスキャンし、回復する」に両方ともチェックを入れます。
 尚、Windowsがインストールされているシステムディスク(ほとんどの場合はCドライブ)のディスクチェックを行う際は、再起動を行った後にディスクチェックが開始されます。

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デフラグ

 デフラグはディスク最適化とも呼ばれ、ハードディスクの中のデータを整理し最適化することを言います。
 パソコンを使うと、主にソフトウェアのインストール/アンインストールやファイルの作成/削除によって、HDD内はデータが散らかっている状態になります。その散らかっているデータを集めたり整列します。データの読み書きをスムーズに行える状態にすることで、読込み速度の改善や、長寿化が期待できます。

 尚、デフラグを行うとHDDに負荷がかかります。その為、デフラグを行う際は以下の点に留意する必要があります。

 ・ディスククリーンアップ、スキャンディスクの後に実行するのが望ましい
 ・停電(落雷、ブレーカーが落ちる)の可能性がある時は、行わない
 ・スクリーンセーバーの使用を停止する
 ・作業の妨げになるソフトウェア(アンチウイルスソフトウェアや常駐型の
  アプリケーション)は極力終了させる
 ・断片化解消を行う性質上、対象ディスクの空き容量をある程度確保する

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ハードウェアのメンテナンス

 パソコン本体、ハードウェア面、周辺機器のメンテナンス項目です。



ホコリの除去

 パソコンに限らず、ほとんどの電化製品の大敵なのがホコリです。パソコンの場合、ホコリによる影響としては何よりもまず「冷却妨害」が挙げられます。
 パソコンの内部にホコリが入り込み、冷却用のファンやヒートシンクに付着します。結果、放熱性の悪化に陥ってしまいます。
 極端に言えば、布団や衣類、カーテンなどホコリの発生源の全くない場所でパソコンを使用するのが一番の対策なのですが、現実的ではありません。
 なので、吸気口やキーボードなど、「見える範囲にホコリがあるならばそれをその都度除去する」、「ヤニによってより一層ホコリが付着しやすくなるのでパソコンを置いている場所ではタバコを吸わない」という対応が最も現実的な方法と言えると思います。
 また、デスクトップパソコンなら(ノートパソコンの分解整備は極めて難易度が高い為)、少なくとも「年に一度は内部を開けてホコリをブロワーなどで吹き飛ばす」といった掃除も効果的です。

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静電気の除去

 これはメンテナンスとはちょっと違いますが、心得的な留意事項です。静電気はパソコンのような精密機器にとっては極めて厄介な存在と言われています。
 特に冬場など乾燥した季節になると静電気による故障というのが毎年発生しますし、液晶モニターに付着しているホコリはほとんどが静電気によって付着しているものです。
 対策としてはとにかく「体内の静電気を放電してからパソコンに触れる」の一言に尽きると思います。
 身体に溜まった静電気は、水道の蛇口(金属部分)や静電気除去グッズ(カー用品などで冬になるとよく見かけますね)などで放電するのが一般的です。
 水道の蛇口等に触れるということで、ついでに手洗い・うがい等も一緒にすれば衛生面でもGood。
 季節を問わずパソコンに触る前には手を洗うというのを心掛けてみると、風邪などの病気にも効果的で一石二鳥ではないでしょうか?(もちろん水分も大敵ですのでしっかりと水分を無くしてからパソコンに向かってください。)

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キーボード、マウスのメンテナンス

 パソコンで一番手に触れるキーボードとマウスですが、これらも適時メンテナンスを行えば操作が快適になり、寿命も延びます。
 キーボードは「ダスターやブロワーなどで隙間という隙間に入り込んだホコリやゴミを吹き飛ばし」、「キートップや枠を拭き上げる」のが一般的なメンテナンスです。
 予想以上に汚れているので驚く方も多いですが、日頃キーボード上で飲食をしない、咳、くしゃみをする時は顔を背けるなどのちょっとしたことで汚れは大きく減らすことができます。

 マウスのメンテナンスは、「ボールマウスであればボール部とセンサー部の分解清掃」、「光学式やレーザーマウスであればセンサー部を綿棒等で拭きとり清掃」、「底面やソール(マウスパッドに常に触れる足のような出っ張り部分)の清掃」、更には「マウスパッドの清掃」までできれば文句なしといったところでしょうか。

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プリンターのメンテナンス

 実はプリンターが動かない、印刷がかすれるなどのトラブルは、日頃からプリンターを使用している人よりも、年に数回しかプリンターを使用しない、プリンターの使用頻度が少ない人の方が圧倒的に多いのです。
 その理由はいくつかありますが、「プリンター自身がメンテナンス機能を持っている」、「インクが乾いてしまい詰まる」、「プリンターを使用するのが年賀状シーズンで寒い時期に寒い部屋で古いインクのまま使ってしまう」といった原因が大多数を占めます。
 現在流通しているほとんどのプリンターには、印刷する度に(または電源が入る度に)自分でインクの噴出し部分などをメンテナンスする機能が搭載されています。
 しかし、日頃から電源をいれずにしまっておいて、年賀状印刷などの限られた期間しか使用しないという方は、この自動メンテナンス機能が思うように働かずに目詰り等を起こしてしまいます。
 また、インクは乾いてしまうと固まってしまいますし、時間が経過すると品質劣化も起こります。
 そういった面でも日頃からプリンターを使用している人の方がトラブルは少ないようです。

 もしも、しばらく使用していないプリンターの印刷がかすれたりした場合、プリンターのドライバーやユーティリティーにメンテナンスの項目がありますので、ヘッドクリーニングなど行うのが一般的です。ほとんどの場合、ヘッドクリーニングで解決しますが、頑固な汚れやプリンターの状態によってはヘッドクリーニングだけでは解決しないこともあります。
 そうなってしまうとヘッドを分解しての洗浄など、手間も時間も倍以上必要になってしまいますので、2~3ヶ月に一度は何もなくてもプリンターを動かして(適当な物を印刷して)みることをお奨めします。

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